アフガニスタンで支援活動を行っていた中村哲医師が、ジャララバードで銃撃されて亡くなってしまったことが報じられました。
突然、悲しいニュースが飛び込んできました。
テレビやマスコミ各社で報じられています。
【なぜ?】中村哲医師死去の報道
中村哲医師が、アフガニスタンで武装勢力に襲撃されたと第一報のニュースがテレビで流れました。
その時は、病院で治療を受けていると報じられましたが、その後死亡したことが確認されたと改めて報道されています。
アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで4日、現地で医療支援などの活動を続ける日本人医師、中村哲さん(73)らが乗った車が武装勢力に襲撃された。ロイター通信などによると、中村さんは右胸に銃弾を受け、撃たれた直後は意識があったが、運ばれた病院で死亡した。
武装勢力に襲撃され、窓ガラスが割れた日本人医師、中村哲さんらが乗った車
地元警察によると、同乗していたボディーガードと運転手らアフガン人5人も死亡した。銃撃現場には中村医師以外に日本人はいなかった。犯行声明は出ていないが、イスラム原理主義勢力タリバンは関与を否定している。
中村さんはアフガン支援を行う非政府組織「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表で、長年にわたる医療支援や灌漑(かんがい)事業の指導などで、2018年にはアフガン政府から勲章を授与された。今年10月には名誉市民権も授与された。
中村哲医師の生前のインタービュー映像がAP通信で報じられています。
アフガニスタン東部ナンガルハル州で医師の中村哲さんが銃撃され、死亡したことを受け、AP通信は生前のインタビュー映像を配信しました。https://t.co/t4kzSVwpSg pic.twitter.com/mQyy0pz0xc
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) December 4, 2019
また、タリバンはこのような声明を発表しています。
一方、旧支配勢力「タリバン」のムジャヒド報道官は4日、
「我々は関与していない。
この団体(ペシャワール会)は復興に関わっており、
タリバンと良好な関係を持っていた。」とコメントした。
【家族】中村哲医師の妻や子供は?
中村哲医師は結婚していて奥様もお子様もいらっしゃいます。
- 妻:尚子さん
- 息子:健さん(長男)
- 娘:秋子さん(長女)幸さん(三女)
中村医師のご家族は、福岡県大牟田市に住まわれています。
奥様の尚子さんが、ニュースが報じられた後このようなコメントを発表されています。
「悲しいばかりですよ。残念です。きょうみたいな日がこないことだけを祈っていた」
「場所が場所だけにあり得ると思っていた。家にずっといてほしかったけど、本人が(活動に)懸けていたので……」
「家では厳しくなかった。いつもさらっと出て行ってさらっと帰ってくる人だった」
中村哲医師の三女の幸さんもコメントを発表しています。
「これまでの活動で銃撃されたのは初めて。いつ起きてもおかしくはないと覚悟していたが……」
支援活動を行っていく中でこれまで銃撃されたのは今回が初めてだったようですが、いつ起きてもおかしくない状況だったようです。
ご家族は覚悟をしていたというのです。
中村哲医師の学歴|出身大学・高校・中学・小学校はどこ?
中村哲医師は、福岡県出身で小中高校、そして大学と同じ福岡県内の学校を卒業しています。
- 小学校 古賀市立古賀西小学校
- 中学校 西南学院中学校
- 高校 福岡県立福岡高等学
- 大学 九州大学
出身中学の西南学院中学校は、キリスト教系の私立中学校で、「偏差値59」と非常に好成績な学校になります。
場所は、福岡県福岡市早良区。
主な卒業生に以下の有名人がいます。
- 陣内孝則 (俳優)
- 井上公造(芸能レポーター)
- 松重豊(俳優)
- 井上芳雄 (ミュージカル俳優)
出身高校の福岡県立福岡高等学校は、福岡の御三家と呼ばれてる「偏差値72」名門校です。
福岡県福岡市博多区に位置しています。
主な卒業生は以下の通りです。
- 福岡堅樹(ラグビー日本代表)
出身大学の九州大学医学部は、1911年に設立された国立大学になります。
医学部の「偏差値は67」で、場所は福岡県福岡市西区になります。
主な卒業生は以下の通りです。
- 若田光一(宇宙飛行士)
- 原泰久(漫画家)
- 片山恭一(小説家)
まとめ
「どこの国から来たんだ?」取材中、シリアから逃れてきた人々に尋ねられ「日本だ」と答えると、歓迎されることが多々あった。日本は攻撃を加えない国だから、と。けれども今、そんな私たちの”強み”が揺らいでいないだろうか。中村さんはいつも、そんな警鐘を鳴らしていた。https://t.co/yKXybyVZJS
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) December 4, 2019
悲しいニュースが報じられました。
誰もが行かないようなところで支援活動を行っていた医師が現地でこのようなことになってしまい残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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